映画 「戦争と女の顔」 7/24

「戦争と女の顔」 7/24

WW2に従軍したと言っている(戦争のシーンは映らない)女性兵士の話。

異様に背が高い。なぜキャスティングで背を高くしたのかずっと分からなかった。さらに戦後のPTSDの話だけでなく、レズビアンの話にもなっていく。

PTSDという戦後も続く戦争の影。優柔不断な(というほとんどたぶらかしているように見える)恋人の女性の言動。

予想がつかない理解しがたい言動と、情緒。なんなんだこれはと思いつつ、こういうもんもんなんだという納得感。微妙に理解できない距離感がなんとももどかしくもあり、戦争とPTSDの問題を観客に実感させようとしているのかとも思えてくる。

恋人の女性が緑のドレスを試着させてもらって、嬉しくなって回転する場面なんて、まさになんだこれはという場面。今まで軍服しか来てなかった彼女がスカートをはいて楽しそうに笑いが止まらない様子だと思いきや、段々と悲しみ、そして回らないといけないと思っているような恐怖感に移り変わっていく。なんなんだこの演出は...。理解できないけど、それがなんとも深みを与えているし、とても印象に残るシーンになっている。

 

日記 7/24

8:30 起床

ニュースチェック。話題になっていた報道1930の「統一教会と政治」を見る。勝共連合のできた経緯で、岸首相、笹川良一、児玉ヨシオ、文鮮明の会合があった話なんかは、知られていた話ではあるが、なんとも昭和期の裏政治って感じで興味をそそる。統一教会と政治の関係はずっとあったし、政党と教会がそれぞれ利用しあった関係にあったのだろう。それがどれほど問題あるということになるのかはちょっと行き過ぎている感はあるが、これからの動きによるだろう。

フロに入りにいって、ざるそばを食う。最近はそばを食べたい気分。

帰寮して、マクロ経済学をちょっとやる。「スパイファミリー」の続きを読む。

13:00 くらいになったので、「戦争と女の顔」を見るためにアップリンクに移動。「戦争と女の顔」を見る。ソ連の女性兵士の戦後の話。戦争自体の描写はなく、負傷兵や、元女性兵士のPTSDの様子なんかがなんとも生なましい。ちょっと理解できるないよう心理描写や言動が飛び出てくるあたりもロシア映画っぽさと戦後の状況なんかが出ているとも思える。総じてはそれほど気にいたわけではないが、いいシーンもあった。

映画を見た後は、三条をブラブラ。ちょうどお琴の発表会をやっていたので、ちょっと聞いていた。音の幅はそれほどない中でも、表現豊かな音がでていて、おもしろかった。

帽子を買おうと思って色々な店をブラブラ。結局ユニクロに行って、新発売のウールキャップを買う。まあこういうブラブラするのも悪くない。

BOXに戻って、K君とTちゃんがいたので話す。マクロ経済をやる。

そしてF1の時間になったので、F1を見る。フェラーリのクルレール、クラッシュ。フェラーリの信頼性大丈夫か。

そのあと、「ジュラシックワールド2」を見る。結構見ごたえあっておもしろいシーン多い。最後の恐竜解放するシーンは上がる。次回作は恐竜と共生する世界の話になるので、どうなるのか楽しみ。

就寝 3:00

日記 7/23

8:30 起床

ニュースチェック 

「スパイファミリー」の無料公開を読む。読みながら、お酒飲んで、午前中から酒を飲み、良い気分。

帰寮。風呂入る。

マクル経済学をちょっとやる。

昼飯で、カップラーメンのタッカルビめんを食べる。微妙にまずいな。

BOXに行く。

『帝国日本のプラパガンダ』等、新書を4冊購入。満足。

『帝国日本のプラパガンダ』を読む。気分転換に鴨川近くで日光浴しながら、本を読む。汗だくになりながら、肌を焼きながら、本を読む。

BOXに戻るとK君がいて、話す。

辛ラーメンを食べようということになって、辛ラーメンカップと袋めんどっちがうまいか食べ比べようということになる。お湯を沸かして食べ比べる。そんな違いはなかったが、色々アレンジして、水を飛ばしたほとんど汁なし辛ラーメンに卵とチーズを加える。これがなかなかうまい。絶品である。

再び本を再開して、読了。パラパラと読める本だった。

経済学をやる。あんまり進まなかった。

 

買い出しに行って、新たな韓国ラーメン(トッポギとジャンジャン面がセットになったもの)を見つけて買ってくる。

22:00 F1の予選を見る。フェラーリレッドブルの一騎打ちの様相は変わらないが、中下段勢のアップデートによってこれから勢力図が変わってくる予感。ワクワク。

F1見終わって、買ってきた韓国ラーメンを作る。これはうまかった。

国際政治chなど動画を見て勉強。

そうこうしているうちに、おなかがすいてきたとK君。蒙古タンメン北極を食おうということになる。今日4食目のカップめん。初蒙古タンメンしかも北極。ヒーヒー言いながら、食べる。かなり刺激つよくて、一人で食うのはしんどそう。

今日は結局、即席ラーメン4食という食生活をしてしまった。一日中お酒飲んでたしいい日。

2:40 就寝。

日記 7/22

起床 6:50

昨日寝るの遅かったから、眠いが起床。YouTubeで動画を見ながら眠気を覚ます。

7:30 バイト  ー9:30

週刊文春を買う。

寮に戻り、朝食。「週刊文春」を読みながら。山上容疑者の家族に関する記事。想像を絶する家庭環境に、結構啞然。家族や関係者にめちゃめちゃインタビューしててさすが。

統一教会と政治の関係について清算するのはいいのだが、陰謀論的に統一教会と政治を語るような言説も多くみられるし、統一教会系のイベントに参加した過去があるだけで、政治家がバッシングされる現状は行き過ぎてる感は否めない。

風呂に入る。

BOXで『世界史としての大東亜戦争』を読む。

マクロ経済学と中国語をやる。

24:00 就寝

映画 「スコットピルグリム」 7/21

映画「スコットピルグリム

エドガーライト監督

 

ポップで楽しい映画。マンガ風かつバトルゲーム風の演出。

もやし青年のくせに結構モテまくって、さらに一人の女に夢中になって、付き合ってた中国系の高校生をどうしたらふれるのかと悩む始末。最後には、中国系の女(青年が夢中になってた別の女とが付き合ってることを知っている)に、「私はあきらめるわ」みたいなことを言わせて、青年とその女とが結ばれて、ハッピーエンド?という展開はしょうもなかった。

でもそれを見る映画でもないと思うので、全体としては、楽しかったし、可。

本 『大東亜共栄圏』 7/21

中公新書大東亜共栄圏

大東亜共栄圏」の発案から変容、自壊まで、日本国内政治、東・東南アジア諸国との関係、自給圏の経済関係、理念と現実、軍政統治と自主独立など包括的に扱った完全版的著作。

構想だけが先走った場当たり的な「大東亜共栄圏」というスローガン。さらに当初の松岡洋右の考えは、列強によるそれぞれの勢力圏の尊重のようなもので、米英との早期講和を前提としているようなものであった。それから、戦況によってそれが無理だとなると、共栄圏の具体化のための会議を事後的に作り、内容と詰めていくというまさに場当たり的な対応であった。

さらに、より大きな図として、米国の輸入に依存する日本が対米決戦をするという矛盾、さらに「大東亜共栄圏」という日本の自給圏確保という実利とアジアの解放という理念(建前)の矛盾が、「大東亜戦争」と行く末と共栄圏の在り方に影響を与えていく。

国内政治の分析では「大東亜共栄圏」の在り方(つまりアジア諸国の統治のありかた等)で諸勢力の対立が見られ、また戦況によって変わっていく。特に面白いのは、戦況の悪化に伴い、重光葵が独立を付与するような「大東亜共栄圏」の新政策を主張して、実際に採用されていくことろだ。占領地での支持を集める目的と、大西洋憲章の理念に対抗した日本側の理念の主張である。ここでの独立は、戦後の独立とは直接に関わっていないと著者はまとめている。(もちろん理念優先の独立支持ではなく実利優先のものではあろうが、もっと積極的に評価してもいいように思えたが。)重光の「東亜新政策」を殊更に評価せず、同圏は場当たり的で独善的だとの基本線を守るバランス感覚とも言えよう。

さらに、米国による東南アジアの海の制海権を握られていったり、東南アジア諸国での戦略物資の生産が順調に進まなかったり、そういった原因によって、段々と「大東亜共栄圏」の中の、東南アジア地域の重要性が低下していき、日満支の小さな共栄圏に収まっていく様子もおもしろい。

様々に変化していく「大東亜共栄圏」の政策を概観できよかった。変化が激しいため歴史的評価も難しく、これからもその評価をめぐって議論あるところだろう。筆者は大東亜共栄圏は場当たり的で独善的だとの基本線で一貫していた。

日記 7/21

長らく更新していなかった怠惰を反省。これから頑張ります。

 

8:40 起床

ニュース番組やニュースをチェック。

中公新書大東亜共栄圏」を読む。

ワクチン接種3回目に行く。予約が必要とのことで、打てず。電話での予約ということで電話したが、住民票と違うところだと届出が必要とかなんとかで、結局30分弱電話してようやく予約が完了。日本の行政の非効率性がなんとも思いやられる。

大東亜共栄圏」を読了。コンパクトながら、多角的かつ包括的に大東亜共栄圏の構想と現実についてまとめてあって、良い本。

読みながら途中で、マクロ経済学、中国語の教科書をやる。途中で他のことをはさみながらやると集中力が持続されて良い。結構はかどった。

中華物産展に行って、二鍋斗を買う。飲むとやはりキツイ。けど、他にはない刺激が欲しくなる。

今日誕生日のK君(プレゼントにグレムリンの缶バッチあげた)と映画「スコットピルグリム」を見る。エドガーライトのカートゥーンチックなポップな演出は楽しい。「孤高のグルメ」を数話見て、すいた腹に、二鍋斗を流し込み紛らわす。

2:50 就寝