雑記 宝塚月組「グレートギャツビー」7/26

日記7/26と重複

 

劇場に向かう。劇場に向かう道中の花の街道沿いにスパニッシュ風(?)な地中海情緒ある建物が並び、街全体が宝塚劇場の町のようになっている。阪急電車と沿線の街そして劇場とが一体をなしたテーマパークだ。

劇場に入ると、いくつかのレストラン、カフェ、ショッピングストア、ブロマイドなどを売っているファンストア、宝塚歌劇の博物館、大劇場、テラス、とちょっとしたテーマパーク。豪華なシャンデリアでちょっとした別世界を体験できる。

レストランに入って、ハンバーグプレートを食べる。内容に割に値段は張るが、これも楽しみの一つ。博物館に入る。100年以上続く今までの歴史の中の大女優たちの一覧と、前の公演でつかった豪華な衣装の展示があった。こんな豪華でキラキラしているのかと思う。

今回の、月組の「グレートギャツビー」の公演のパンフを買ってしまった。いい記念になっただろう。

そうこうしているうちに人がめちゃ増えている。ほとんどおばさんで男性はとても少ない。非常に場違い感があったが、これはこれで楽しもう。

大劇場入場時間になって、入ってみると、赤い絨毯に、中央に大きな階段にシャンデリア。エントランスの演出も十分。劇場に入ると満員の観客席。なんでもない平日の昼公演なのにすごいな。

開演

ギャツビーのストーリーを脚色して、分かりやすく楽しませるようになっている。冒頭のギャツビーの家でのパーティーのシーンは様々に着飾った俳優たちが、それぞれにダンスと歌をして、引き込まれる。豪華。

衣装がとにかく多い。主演は何回着替えしたことか。そして、セットも豪華で凝っている。そしてなんといってもキャストの多さ。エキストラまで多すぎる。

ストーリーも原作にない要素がいっぱいあって、中盤のゴルフシーンや、ギャツビーの仕事として裏酒場をやっている設定だったり、最後のギャツビー過去の回想シーンなど、楽しくなる要素を取り入れるあたりが、エンターテインメントの宝塚。

そしてギャツビーの劇が終わった後は、ストーリーに関係なく、ラインダンスが始まり、主演などの俳優陣による歌、ダンスと、劇が終わってからも見せ場が多い。ラインダンスはやったーと感動。そして、劇中歌「朝日の昇る前に」はとてもよかった。

この豪華絢爛さとおもしろくするためならなんでもやる演出、確かな演技と歌、踊り、そして所作・立つ振る舞いまでかっこいい。THAT'S ENTARTEINMENTという印象。ここまで楽しませることに徹するのは素晴らしい。また行きたいですね。